フィラリア予防薬の飲ませ忘れは危険です!その理由を知っていますか?

フィラリア薬を飲ませ忘れは危ないですよ

 

「フィラリア予防薬を飲ませ忘れちゃった・・・」

 

「去年の分が残っているけど、大丈夫かなぁ」

 

「フィラリア薬を飲ませる時期はいつからいつまで?」に書いていますが、フィラリア予防薬はフィラリアのL4幼虫を駆除します。つまり、L4がL5に成長し、血流に乗って心臓へ至る前に駆虫します。

 

でも、フィラリア予防薬を飲ませ忘れてしまったとか、投薬する間隔が空いてしまった時は要注意です。

 

蚊に吸血された時に犬の体内に入ってきたフィラリアのL3幼虫が成長し、L5幼虫となって血管内へ侵入してしまいます。フィラリア予防薬は血管内に入った幼虫を殺せないので、フィラリア幼虫はそのまま血流に乗って心臓や肺動脈へ至り巣食ってしまいます。

フィラリア感染

 

 

フィラリア予防薬を投与するということは、飲ませたその日から1か月さかのぼった日から飲ませた日までの間に、蚊に吸血された時に入って来たかもしれないフィラリア幼虫を殺すので、飲み忘れたり間隔が空いてしまうと、その間にフィラリア幼虫が成長してしまうのです。

 

 

フィラリア幼虫の成長(L3からL5へ)は約2か月あるので、1週間程度の遅れなら大丈夫と言えますが、2か月以上も間隔が空いてしまった場合はフィラリアが心臓へ寄生していることもありますので、その場合は動物病院で獣医師に相談してください。

 

 

ミクロフィラリア

心臓にフィラリアが寄生している状態でフィラリア予防薬を飲ませてしまうと、成長したフィラリアが産出したミクロフィラリアがフィラリア薬によって死滅し、それによって血管が詰まったり、犬がショック症状を起こして死亡してしまうこともあります。